四川省の成都から西に120キロほど進んだ場所に位置するのが、四川ジャイアントパンダ保護区群になります。総面積は9245平方キロメートルにもなり、この中に国立公園が9つと自然保護区が7つ入っています。世界遺産には2006年に自然遺産として登録されています。
かつては中国の全土に生息していたとジャイアントパンダですが、その毛皮などを狙って欧米人に大量捕獲され、次第に数が減っていきました。20世紀のはじめには絶滅危惧種となり、現在はこの地域に1600頭ほどのパンダのみとなってしまいました。ここには世界中に生息するジャイアントパンダの3割が生息していると言われています。
中国最大の自然保護区である臥龍自然保護区もここに位置しており、標高5000メートル急の山々や多数の絶壁が有名です。パンダが好んで食べる竹が標高2100メートルから3600メートルほどの高さに集まっており、そこがパンダの生息地になっています。
臥龍ジャイアントパンダ保護研究センターは、世界で唯一のパンダ研究所となっており、研究所ないではパンダの保護や養殖が行われていました。しかし2008年の四川大地震によって大きな被害を受けてしまい、現在は再建中となっています。
この地域にはパンダ以外にも、ユキヒョウやレッサーパンダなどの絶滅危惧種も生息しており、また6000種類ほどの生物も自生している自然豊かな地域となっています。かわいいパンダを筆頭に、動物好きにはたまらない世界でも有数の保護区になっています。
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