四川省の南坪県にある岷山山脈という場所に位置する九寨溝は、108もの湖や泉、瀑布などが点在している全長60キロほどの景勝地になります。九寨溝は樹正溝、則査窪溝、日則溝という3つの渓谷がY字に形成しており、地理的には甘粛省、青海省接している地域になります。世界遺産には1992年に自然遺産として登録されています。
九寨溝は一日のうちでも時間によって水の色が変化するため、一日中いても飽きることはありません。朝早くは深い霧に包まれる中、まだ暗い山や白い雲、そして濃い紺色の水面が水墨画のような雰囲気を醸し出します。
また、太陽の変化によって水の色は藍色、青、スカイブルー、エメラルドグリーンへと変化していき、夕日がかかる頃になると黄色、ピンク、オレンジ色、赤へと変わっていきます。
九寨溝の水源は湖の底から湧き出る地下水ですが、その綺麗な地下水の中に含まれる炭酸カルシウムが水中のホコリなどと結びつき水底へと導いていきます。そのため水には一切の濁りがなく、水中の深い場所までも綺麗に見渡すことができます。
九寨溝には17ヶ所の瀑布が存在しますが、そのうちの樹正、諾日朗、珍珠灘は三大瀑布として有名です。珍珠灘瀑布は最も美しい滝として有名で、激流は長さが500メートル、幅が200メートルにも達し、深さが40メートルある谷底に流れ落ちます。
周りの自然環境も豊かな場所であり、たくさんの野生動物も生息しています。特にジャイアントパンダが有名で、パンダ海と呼ばれるパンダが昔よく水を飲みに来ていた場所も見所の一つとなっています。
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