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武当山

武当山は海抜1612メートル、72の険しい山がつならる場所になり、その合間の谷では、昔から道教の修行者たちの修行の場となっていました。山の中には、金殿、太和宮、紫霄宮などに代表される、合計33の道教寺院が立っています。映画グリーンデスティニーの舞台となったとして広く知られるようになりました。世界遺産には文化遺産として1994年に登録されています。

古くからある寺院は戦乱の中で焼失してしまいましたが、明の時代に永楽帝や洪武帝が建て直しをしました。その武当山には現在も数百名の道士が在籍し、仙人の境地を求めて日々修行をしています。また、伝統的な中国武術である武当拳の発祥の地でもあり、道士達は武術の鍛錬にも力を注いでいます。

後漢の時代に道教が誕生して以来、中国の歴代皇帝はこの山で様々な儀式を行ってきました。そして、明の時代には五大名山よりも更に上の山であるとして大岳という称号を持っていました。

山の風景は、同じく世界遺産でもある黄山の珍しさを持ち、泰山の偉大さも備わっているとして、北栄時代の画家も天下一の山だとして賞賛していました。自然を重んじる道教の思想によって作られた武当山の建造物は、周りの環境と完全に調和しており天然の景観として楽しむことができます。

武当山は時間がないと観光できる場所ではありません。電車で行かれる場合は西安から焼く6時間ほど乗り十堰まで行きます。その後武当山入口まで車で1時間半ほどの道のりになります。寒い季節には防寒着がないと厳しいと思いますので、お忘れなくお持ちください。


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