頤和園は北京から比較的近く、市の中心から10キロあまりのところに位置します。頤和園は中国に現存する中で最大の古代庭園となっています。また、中国最大の皇室庭園でもある避暑山荘となっています。1998年に文化遺産として世界遺産の登録を果たしています。
総面積は290ヘクタールあるのですが、そのうちの水域は4分の3にも達します。頤和園は素朴ですが規模が非常に大きく、一つの空間で様々な自然の景色を堪能することが可能です。北方の山々の雄大さ、江南水郷のすばらしさ、そしてもちろん皇居が華麗に作られており、中国でも有名な庭園になります。
庭園内は宮殿のある宮殿区の他に、万寿山と昆明湖の2つの区域に分けられています。園内には宮殿、お寺、仏塔、回廊や、石橋、楼閣などの古代建築が100ヶ所以上あり、見所満載です。
昆明湖は、元々は北京の西北の泉水を引いて天然の湖としたものになります。実に220ヘクタールもの面積を有する昆明湖の湖上には、南湖島、十七孔橋などの美しい景観をのぞむことができます。
万寿山は高さ59メートルほどの山になります。昆明湖の拡大のために掘り起こした土を積み上げて現在のなだらかな山坂を持つ姿となりました。頤和園を代表する風景として有名です。
頤和園はかつて二度の破壊にあっています。一度目は1860年の英仏連合軍に焼き払われたときになり、二度目は1900年に八国連合軍によって破壊されています。現在の状態は1902年に修復されたものを保っています。北京から行きやすい場所になるため、北京を訪れる際は是非押さえておきたいスポットになります。
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