秦の始皇帝陵は西安の郊外に作られており、高さが約76メートル、周囲が約6.2キロという大規模なものになります。この始皇帝陵は70万人の人々を使って38年の歳月をかけたといわれている墓です。世界遺産へは1987年のことになり、文化遺産として登録されています。
また、始皇帝陵から東に約1.5キロほど歩くと兵馬俑坑があります。こちらは始皇帝の地価近衛軍団が配置されていた場所になります。坑は一合坑、二号坑、三号坑となっております。
こちらは1974年の干ばつ時に、近くに住む農民が井戸を掘っていて偶然見つけられたものになります。地下に数メートル掘り進んだ時点で変わった陶器の破片が見つかったことが、2000年もの間眠っていた兵馬俑を発見することとなったのです。
最も大きな一号坑の長さは230メートル、幅は62メートル、深さは5メートルとなっており、総面積は14000平方メートル以上になります。この中に兵馬俑が約6000体保管されています。
3つの俑坑を合わせると、武士の俑は8000体ほど、馬が600体ほど、戦車が100台あまり発見されており、その全てが東を向いています。二号坑は6000平方メートル程度、三号坑は500平方メートル程度のちいさなものになるのですが、三号坑は地下軍の司令部にあたる場所だったそうです。
兵隊俑の身長は、平均して180センチもあり、顔の表情はそれぞれことなり、服装も身分によって分けられているようです。しかしどの兵隊俑の手にも、共通して何らかの武器が握られています。一部の兵隊俑にはまだ当時の色合いが残っております。
西安からバスで1時間あまりの場所で、これらの世界遺産に出会うことができます。渋滞していると2時間ほどかかることもありますし、現地は広いため少々歩くことになるかもしれませんが、見ていて損はない世界遺産になります。
中国の世界遺産ナビホーム華北地域の世界遺産 秦始皇帝陵